書くことについて
定期的に、頭の中に「書き出したい」という想いが浮かぶ。
今日のこと、最近のこと、昔のこと、近い未来のこと、
おいしいのこと、たのしいのこと、むずかしいのこと、つらいのこと、
それから、まだそれらに分類できていない「こと」。
が、飲みかけのコーヒーが入ったマグカップみたいに、頭の中で放置されて、
朝起きて「ああ、片付けなくちゃ」というように、そんなふうに「書きたい」と思う。
小さな机に、めいっぱいに広がっている、クッキーの袋、残り1枚のポケットティッシュ、書店で買った本に挟まっていた栞、ご利用料金のお知らせ、パンクロージャー、全身脱毛いまだけ40%オフ!、、、
を、ひとつひとつ片付けるために書きたい。
書くことについて。おわり。